
そういえば、2017年大晦日に途中までプラプラしてきた日光庵滝への再訪問を2018年の1月に済ませていたのだけど、これについて記録の整理をしておこうと思った。
あっ、冒頭に「そういえば」なんて、まるですっかり忘れてた風な書き出しをしておいてなんだけど、これについては頭の片隅にずっと居座っていたのに放置していたと言った方が正しい。
では、どうして放置していたのか。その理由は、書こうにも「何んかな…」というものだった。
それでも書いているうちに…と思って書き始めたのだけど、やはり「何かな…」といた具合に筆が進まない。
なので、山行後記を…。思うところだけをツラツラと書いてみようかな。ということにしてみた。それも記録というより日記に近いやつを…。
書いて見ないとわかないけど。
では、いってみよかな。
栃木の氷瀑。奥日光、庵滝。なんとなくの山行後記
ざっくりとルート。
一般的なのは赤沼茶屋を出発点とし、戦場が原と小田代ヶ原を通り抜け弓張り峠を歩き、途中の自然観察研究所跡へ通じる林道から庵沢、庵滝へ向かうルート。または、赤沼茶屋の南にある弓張り峠入口から歩き初めるルート。もちろん、ルートは他にもあるだろうがネット上にお披露目されるルートは、この2つがほとんど。かくいう私も、この2つしか使ったことがない。
少し分かりにくいけど、それがこれ

始まりと終わりを峠歩きするにしても戦場が原・小田代ヶ原を歩くにしろ、弓張峠途中から取り付いた先のルートが難儀するポイント。トレースのない状態ではルートの選定もしっかりおこなう必要があるだろうし体力も必要。
つまり、庵滝へのアプローチの核心は自然環境研究所跡へ通じる道からはじまり外沢、庵滝へと繋がるルートにある。
氷瀑も盛期を迎える1月中旬ごろにはトレースがあることが多く、ハイカーで賑わう土日などはルート選定に難儀することはほぼない。
事実、私もトレース跡がない山行を経験していないし、私が「何かな…。」と引っかかる点はここにある
2017年大晦日の山行後記
2017年大晦日にルートの様子を見るために訪れた。
この日、あまり時間がとれなかったので目的は弓張り峠までの下見。そのためスノーシューなどの雪具は車に置いて出発した。
下見とは、弓張峠から取りつく先のルートにトレースがあるかどうかと全体の降雪量の確認。
私は、トレースの無い状態で庵滝に向かってみたいと考えていて、そのため、たっぷりと時間のとれる正月早々に訪れる予定を立てていた。(結局、気移りして予定日には那須岳に向かってしまったわけだけど…。)そのための下見だった。
戦場ヶ原、小田代ヶ原は大晦日ということもあり人もまばらで、前日まで断続的に降ったと思われる雪が踏み固められることもなく、わりとふかふかの雪を歩くことができた。
除雪された弓張峠を歩き、その先の取り付きまでやってくるとトレース跡は雪に埋まっていた。予想通りの状況に年明け早々の山行予定を楽しみ思い引き返した。

弓張峠から外沢へ向かう取りつき。先に進んでみたら、吹き溜まりに埋まった
もしも、この日に先に進んでいたとしたら、地図とコンパス、GPS(スマホ)を睨みながらのライトラッセルな歩行になっていたことだろうなと思う。
時間を割くべきはこの日だったのだろう…。
しかしながら、仮に装備万全の私が歩を進めたとして目的地の庵滝にたどり着けたかというと、それは、かなり怪しい。
その理由は大筋で次のようなものだ
- 夏道と冬道ともに、以前の山行GPSデータを紛失してしまっている。
- 読図に不安がある。
- 全体として記憶が曖昧。
- 体力に自信がない。
たどり着けないと感じる理由は、どれも雪の山を歩くには致命的なものばかり。
そんな私を山に真摯に向き合う生真面目なベテランが見かけたら、注意せずにはいられないだろうし、未熟者と罵りたくなるかもしれない。
だけど、私は私なりにわりと真面目にやっているので、まぁ、大目に見てほしいと思ったりもする。
2018年1月14日の山行後記
2017年の大晦日に下見を済ませたものの再び庵滝を訪れたのは2018年1月14日だった。庵滝は盛期をむかえるころだ。
その日、私は少しでも歩きやすい方がいいなと、戦場ヶ原の茶屋の橋から峠道へ歩みを進め、足早に自然環境研究所跡へ向かう取りつきまで向かった。
取りつきに到着し確認すると、くっきりとしたトレースがあった。

もちろんこれは想定内。この日の私の目的の半分はGPSの記録収集とルートの確認。つまり、来シーズンにむけての予習の山行だった。
ちなみに、これまでの訪問の際にも誰かの作ったトレース上を「あれやこれや」と考えながら歩いていたし「あれやこれや」と確認しながら歩いてきたのだけど、まぁ、ろくに記録していないのだから役にたたないものになっていことは言うまでもない。今年はそうならないようにと考えていたのだけど…。雲行きは実に怪しい。
今年の記録は今年のうちに…
それが大事だなはず…
さて、この日の山行はというと…
くっきりと一本道と化したトレースをたどりながら地図を確認して歩いた。途中、何ヵ所かで記憶と違う景色に違和感を感じたのだけど、まぁ、錆びた記憶なんて当てにならないだろうと、そのまま進み、庵滝までたどり着いた。
そんな無難な山行にあって、いくつか見落としていることがあることに私は後で気がついた。
それは、一番初めの渡渉ポイントを通過したことに気がつかなかったことや、渡渉する沢の幅を確認しなかったこと、高巻すればいいのに、沢のすぐ脇を歩いていたこと等、沢にドボンと落ちていたら大変な目に遭っていただろうなと想像がつくようなものばかりだった。そして、いずれもトレースを鵜呑みにして歩いた結果で注意を怠った。漫然と歩いたからに他ならない。
では、どうしてそうなったのか…。
休日ともなると、盛期の庵滝へ向かうハイカーは多い。おのずとトレースを歩くってことは行き交う人々に気を使う。
気になったポイントで地図を見ようと立ち止まり、道から外れて確認するのだけど繰り返すうちに面倒になる。
追い越した人に追い越され、また追いつく。そんな気まずさもあって、落ち着かない。
そうこうしてるうちに歩くほうを優先してしまい。確認しておきたかったポイントを見落としてしまう。
まぁ、私にはよくあることだけど…。
この日くらいは、しっかりとやれよ俺!といった気分だ。
そんなわけで、大事なポイントの確認をし忘れたので、また庵滝に行かなきゃなと考えている。
それも、雪のない頃に…。
終わりに

さて、冬季になると氷瀑目当てのハイカーで賑わう庵滝。いつも思うのだけど、トレースなしで庵滝にたどり着けるハイカーがどのくらいるかと疑問に思う。(ガイドを付けたパーティーは別として)もちろん、そのたどり着けそうもないハイカーの中には私も含まれる。そういう私が言うのも何だけど先人の後を追うことが悪いとは思わない。だけど、トレースがなかったら引き返すのか…それとも進むのか。その判断は重要と思う。
なぜなら、無謀な行為において起きた事故は不慮じゃないから。
(これはトレースのみならず天候や山行行程もそうと思う。)そういった不慮でない事故の処理に携わる人々ってのは一定数いて、そういう人々の中にはトレース頼りの山行を快く思わない人々もいる。
まぁ、そういった人々にとってトレース頼みのハイカーは厄介事の運びてと思われても仕方がない。
ところで先に書いたように、私はトレース頼みが悪いとは思わない。だけど、引き返し諦めることは必要だなと思う。可能な限り危険に配慮して赴く。それが大事と思う。
ちなみに私には私なりのルールみたいなものがあって、それは次のようなものだ。
- ちょっとでも不安になったら引き返す。
- 駄目なときは諦める。
- 気分がのらないことはしない
- 気持ちよく終わろう
多分にヘタレで引き返すことが多いのだけど。
まぁ、けっきょく気分屋なんだと思う。
話がそれてしまったので戻そう。
さて、奥日光庵滝の山行後記。2回分をまとめて書いてみたけど、途中で何を書きたかったのか、何のために書いているのか、自分でもわからなくなってしまった。
「何かな…」は今もなお「何かな」のままで終わることになってしまったようだ。この件については、また書いてみようと思う。
暇つぶしに覗いてくれて、ありがとう。魚の骨ってやつは喉に刺さると。なかなか取れないよね。
それでは、また


