作りたい物の名前にDIYと付けたしネットで検索すれば、必要な道具や資材、作り方までを直ぐに知ることができる。月並みだけれど「便利な世の中」だ。
かくいう俺もジムニーの車中泊ベッド作りをするにあたってネット上にあるアイディアを漁った。その結果としてパイプ材のアイディアを盗用することにしたのだけれど、当初はパイプ材の使用にはあまり乗り気ではなかった。
というのも、パイプ材を使った物作りをしたことがなくパイプカッターや専用の接着剤といったパイプ材を作るうえで必要な道具を買いそろえるところから初めなければならなかった事やイレクターパイプの強みでもあるジョイントパーツに依存した作りに融通の効かなさのようなものを感じていたからだった。それでもパイプ材を使うと決めたことには理由があり、それはやはりイレクターパイプを使用することで得られるであろうメリットだった。
一般的に素人が机や椅子といった脚が必要な代物を木材で作る際に上手くいかない原因は建て付けの悪さや強度の問題が大半であり、ご多分に漏れず過去の自分もそうであった。けれど、パイプ材ならジョイントを使用して簡単に「直角」をとれるうえ、組み立てもジョイントに依存しており手軽そうでもある。そのうえ鉄製なのだから、それなりに丈夫な物が作れるどろうと見当をつけてのことだった。そんな素人考えでパイプ材を使うことにしたのだったが、作り始めてみると直ぐにパイプ材がちっとも手軽でも簡単でもコスパが良いわけでもないことが分かった。とはいえ、既に購入してしまった資材や費用に考えを及ばせると引き下がるわけにもいかず予定を上回る時間と追加の資材費、苦心工夫を注いで何とか完成まで間近のところまで作り上げた。
そして、とりあえず形になったのがコレ。

ジムニーの車中泊仕様に欠かせないベッドだ。
この車中泊ベッドの様子詳細については別の機会に書くとして、とりあえずパイプ材を使用して車中泊ベッドん作製した感想を述べると…。
「面倒くせぇ」
この一言に尽きる。
なぜ「面倒くせぇ」かの割愛するが、兎に角、面倒くせぇのだ。
とりあえずパイプ材を使用したDIYについてのメリットとデメリットを簡単にまとめておくと以下のような具合だ。
メリット
- ネジやボルト・釘といった留め具が不要。
- ジョイント使用で直角やそれ以外の角度を簡単に得られる。
- 木材と違い技術などがなくても全体の強度が得やすい。
デメリット
- パイプカッターや接着剤といった専用の道具を購入しなけれざならない。
- ジョイントの内寸外寸を考慮してパイプの長さを決める必要がある。また、ジョイントの種類によって内寸外寸が違う。
- ジョイントの種類によって店頭に並ぶことが少くないものがある。また、取り寄せにも日数がかかる。
- ジョイントの個数分だけ費用かかさむ。
- ジョイントの規格に依存した物しか作れない。
- 複雑な折り畳み式や曲線部に沿た作りはほぼ適応できない
- 複数のパイプを組み合わせた仕掛けを作る場合。ジョイントの規格により、どうしてもサイズが大きくなってしまう。
以上のようなメリットとデメリットがあり、メリットよりもデメリットの方が多いのだからは「面倒くせぇ」のは当然である。もちろん、3段の折り畳み式等という複雑な作り込みをしようとした俺が撒いた種が主な要因ではあるけれど「面倒くせぇ」ことには変わりない。
最後にパイプ材を使用したDIYにおいて最も大切なポイント3つに触れておこうと思う。
- 作るものを設計する際は必要なジョイントが店頭に常備されている品物であるかどうかを調べたうえで設計すること。
- 使用するジョイントは形だけでなく組み上げた際の外寸が合う組み合わせで選ぶこと。
- パイプとジョイントを足した長さを考慮してパイプをカットすること。
- 想像力と忍耐、そして綿密さだ。
以上がイレクターパイプを使ったDIYの最も重要なポイントだ。
それじゃ、また。


