続 滑落

2024年2月18日 日曜日 夜

昼寝からさめるとあたりは暗く街灯の灯りが部屋に差し込んでいた。その灯りで左腕にはめたガーミンの文字盤を確認しようとするが上手くいかず。「アレクサ。今、何時?」とアレクサに小声で話しかける。「午後7時20分です」と声をひそめながらアレクサが答えた。

4時間と少しか。

明日の朝までとはいかないが昼寝にしてはよく寝ることができたなと自分を納得させてから体を起こし机の椅子に移動した。そして白湯をマグカップで3杯飲んでユニフレームのティーポットを空にしてから、白湯のおかわりが必要だなとティーポットを左手にマグを右手に持って部屋を出た。そしてそのさきで滑落した。

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これは部屋を出てすぐの階段に左足をおろし、続いて右足、そして左足と足を運ぼうとした瞬間から始まる物語。

新調したばかりのスリッパごしにおかしな感触を感じた時に急展開をむかえ。

腰の左側で受けた衝撃。左ひじ走った痛み。それらに耐えがらも、ぴーんと気をつけの姿勢でダダダダっとすべり落ち。命からがら中腹で停止するまでの物語だ。

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ところで階段から落ちた時に大切なことは、転がらない事と頭を打たない事。そして、最も被害の少ない落ち方は気をつけの姿勢で頭だけいち早く起こし可能なら両腕は頭の後頭部に添える。そういう姿勢。それは夏のプールでウォータースライダーをきゃきゃと楽しむときの姿勢と瓜二つなのだけど。

今回の滑落姿勢は残念なことに左手に持ったマグから指が抜けずに持った状態だったために完璧な防御姿勢はとれなかったものの、それ以外は実践できたので、まぁ及第点の滑落だったのではないかと自負している。

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さて、その休日に欲していた睡眠は痛みに耐え疲れて寝落ちする明け方まで叶わなかったのは言うまでもなく。

以降も寝返りの度に目が覚めてしまう眠れぬ夜をしばらく過ごすことになった。

足元はよいか?

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2024年2月18日 日曜日 自宅の階段から滑落した記録

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