まだルアーフィッシングに夢中だった頃、当時、釣行の際の食事といえば持参したおにぎりやコンビニのパンであるような簡単なものだった。 僕と相棒のシーラは多くの釣り人がそうであるように、釣りに見切りがつくまで竿を振り続け、その合間に川の様子や魚のいついているポイントについての話をしながら小腹を埋めるためのパンやおにぎりを口に運んだ。 今となっては残念に思うのだが、シーラがシングルバーナーを手にいれるまで当時の僕には現地で湯を沸かすことはおろか飯を作るという考えなど微塵も浮かばなかった。そして彼に習い僕もそれを購入したのだったけれど、それは、僕が転職する少し前のことであり、彼の転勤が決まる少し前のことでもあった。結局、彼とともに湯を沸かすことはなかったが、彼に変わる相棒として今も手もとに残る思い出の品である。 UNIFLAMEのUS-TRAILという廃盤モデルがそれだ。
それじゃ、お題目『UNIFLAME US-TRAIL』言ってみようか。
UNIFLAME US-TRAIL

上記の画像がUNIFLAME US-TRAIL。
このUS-TRAILを購入したのが2002年前後、廃盤もその頃だったと思う。そして、シーラ大絶賛のこのモデルを購入した理由には当時としては画期的な試みが施されたモデルだったという点がある。もちろん画期的としたのはシーラでそれに共感し「なるほど!すげーな!」となったのは僕。つまりこれは二人の主観であり実際そうかは分からないが、その画期的な点とは次のようなことだ。
US-TRAILが画期的だった点
それは命名された名前からも分かる通りで、TRAIL=無駄を省く=コンパクだ。それまでUNIFLAMEではいくつかの分離がたガスバーナーを販売していたが、それらにあったバーナーの風防や遮熱板を排し五徳形状なども変更されたこのモデルは十数年と歳月を経ても十分コンパクなものになっている。そして、こいつのもっとも素晴らしい点は燃料をアウトドア缶(アウトドア用ガスボンベ)ではなくCB缶から得ようとした点である。当時、1人暮らしをしていたシーラはこれらに痛く感心し自宅でも川でも使えると大喜びしていた。そして、感化された僕も…と言うわけだ。
・・・。
ところでUNIFLAME初の分離型ガスバーナーであるUS-1000がリリースされたのが1995年(公式HP参照)。その歴史の浅さからも想像できるように、その後の後続機となるUS-TRAILには少し残念なところがある。それはCB缶とバーナー本体の接続行程でガスが噴き出しやすいという点と炎が安定しないという点だ。(後にリリースされたUS-TRAILオートには点火スイッチが装着されたけれど、僕は点火スイッチなんて不要だと思ったりもするので残念な点には加えなかった…TRAILオートの点火スイッチが後付のパーツだったら僕の間違いです)
US-TRAILの残念だった点
まず、接続行程でガスが噴き出すのはCB缶を固定する構造的欠陥で、取付時にきちんと確認しないと着火時に漏れ出たガスに引火する恐れがあること。実際、その点への注意が必要なことを知らない友人のジャイアンは引火したガスで火傷をした。
次に炎が安定しない理由をよく調べていないが、おそらく供給されるガス量のを調整するコックまたはCB缶の特性によるもののどちらかだろうと思う。
以上が、US-TRAILの残念な点ではあったけれどSOTO ST-310を購入するまでは『こんなものだろ?』と何の疑いも持たずに持ち歩いていたUS-TRAIL。買い替えをした理由は廃盤によるゴムホースやパッキン類の交換ができなくなることや、それらの劣化を懸念してのことだった。
まぁ、今でも時々は使っているのだけど…。このまま大切に使いたい想いでの品だ。
さて、僕が買いかえたST-310はUS-TRAILの残念な点を克服したアイテムという点に惹かれて購入した。ただし、UNIFLAMEではなく新富士バーナー(SOTO)から販売されているという点が残念ではあるけれど…。気になるUS-TRAILのスペックはパッケージや取扱説明書を紛失してしまっているので紹介できないけれど、最後に画像を挙げて終わりにしたいと思う。
それじゃ、また。
ちなみに僕が買いかえたST-310と言うのはコレね。
上記は連結一体式だけど、2019年に分離型も販売開始された。こっちを先に出せよ!と僕は言いたい。それがコレ。
『UNIFLAME US-TRAIL』画像








しっかりと密着させてから缶をねじると取付部上部の受けに缶の切り込みつきの爪がハマる。




