Chacoのサンダルは恐ろしく丈夫だ

愛用のChacoがそろそろ駄目になりそうだ。いや、とうとうと言った方がいいかもしれない。なぜなら、二年ほど前にソールとストラップの繋ぎ目であるストラップ穴にひびが入っていることに気がついて以来、Chacoを履こうとする度に目に留まるそれを見ては「そろそろ駄目かもしれない」と感じていたのだから「とうとう」と言ったほうが正しいと思うのだ。そして、そのひび割れもどんどん進行し今やいつパックリと割れるかわかないレベル。
それがコレ。

パックリ

アウトソールで繋がってるだけなんじゃないか?

また、張り替え可能なビブラムソールに至っては、さらにそれ以前から替えが効かないほどに磨り減ってしまっていたのだから、やはり「とうとう」以外のなにものでもない。
それがコレね。

摺足じゃないのにここだけ減ってる

アウトソール破れました

ちなみに俺は春夏秋冬いつでも休日の外出のほとんどをChacoを履いてすごしているハードユーザー。さすがにChacoで登山はしないが陸海空どこでも履いて赴く(空も嘘だね)。その使用に耐えたChacoとは曖昧な記憶をどうたどっても17年ほど連れ添っているのどだから、Chacoは恐ろしくTOUGHなサンダルなのだ。

さて、そんなChaco。長きに渡り俺の足に踏まれ続けてきたものだと感心せずにはいられないのだが、メーカー公式HPにあるこんな一文をみつけた俺は「野郎。やりやがる」と妙に感心した。

その一文がコレ。

私たちは、自分達の生産活動において常にゴミを生産している事を認識しています。遅かれ早かれ、この地球上で生産された全ての物質はやがてゴミと化します。私たちのサンダルは半永久的に使用可能と思いたいのですが、実際はそうではありません。その日が実現されるまで、私たちはなるべくゴミとして廃棄されるまでの時間を少しでも延ばすために、耐久性に優れた原材料を使用し、リソール(ソール交換)・リウェブ(ウェビング交換)できるようなデザインのフットウェアを開発していくことに集中しています。こうすることにより、Chaco ( チャコ ) フットウェアがゴミになるまでの時間を延命することができるのです。Chaco ( チャコ ) 製品が埋め立てゴミ化するまでの時間が長くなればなるほど、私たちは自分達の企業活動に満足し、地球もより健全になれるものと信じています。
多くの企業活動が単に利益追求に集中している一方、Chaco ( チャコ ) では地球に優しい持続可能な企業活動をしていくに当たり”利益・人・環境”の3つの手段を追求模索しています。私たちは、地球環境へのインパクトを最小限にし、私たちにビジネスに従事する全ての人々の生活をより良くし、それを実現する為に健全な利益を維持することに最大の努力を払っています。そうする事によって私たちの理念を遂行できるものと信じています。

(公式HPより引用)

さらりと書かれているがそれを実現し貫いているのだから、やっぱりChacoは素晴らしい。時々見かける永久保証なんて無理な大風呂敷を広げたブランドよりタフで誠実な物作りをしてくれるChacoの方が俺は好きだな思う。そして、まだまだ使うぜ!と息をまきたくなる。
ところで俺のChacoはビブラムソールを使用していた頃のChacoだ。だから現在のそれがどの程度タフなのかを知る由がないが、きっと今のChacoもタフなんじゃないか、そうあって欲しいと願いつつ来年あたりに買換えをしようと、ぼんやり思案している。

それがコレ!Z1クラシック

それでは最後に俺のチャコの画像をアップして終わりにしようと思う。

俺のチャコさん、なかなかの荒れ模様だぜ。まだまだいけるのか!

それじゃまた。

僕のチャコ

表面

裏面

爪先側 俺の親指の形にすり減っている

踵側 ベルト穴の亀裂

小さなヒビだらけ

ここも

アウト!

メイドイン コロラド USA

新しいの買っとけ。